広島大学
生物生産学部
附属練習船基地
[アクセス地図]
基地管理棟
[管理棟内写真]


附属練習船「基地」の概要
 附属練習船基地は、練習船「豊潮丸」をより効果的に利用するために設けられた臨海施設であり、「豊潮丸」の定けい母港として専用桟橋を備え、停泊中に電気・清水・電話を供給するとともに、船上において教育・研究に用いる資材・機器等の準備・整備・保管が可能である。また、採集試料及びデータの一時的な分析・処理も行え、学生実習・演習を実施する場所ともなっている。この基地は、「豊潮丸」の利用とあいまって本来の機能を発揮する施設であり、所内における研究・実験を主目的とした附属水産実験所とは基本的な性格を異にしている。 昭和63年3月に当学部が移転を完了した新キャンパスは内陸部の東広島市に位置するため、呉港に面したこの基地は生物生産学部ならびに生物圏科学研究科(大学院)の水産・海洋関係の教育・研究にとって重要な臨海拠点となった。また、東広島キャンパスと基地は学内LANで接続されている。基地と「豊潮丸」を通じてキャンパスは瀬戸内海へ、さらに外洋へと拡がっている。 
  • 専用の浮桟橋及び管理棟内に管理室、倉庫、可動式ホイストクレーンを備えた作業場をもち、豊潮丸の定けい母港としての機能をもっている。
  • 管理室内の試料処理室と測定分析室は、屋外施設の機器調整水槽、海水貯水槽とあいまって、調査研究の準備、採集試料やデーターの分析・処理が行える。
  • 管理室内の演習室、談話室及び屋外網干場は、学生実習・演習を実施する場としての機能をもっている。
  • 管理棟内に艇庫があり、電動ウインチが設置してある。
施設主要目
敷地面積  2,675m2
建物面積(延べ)  837.15m2
1階  作業場、船具庫、漁具庫、艇庫、工作室、試料処理室
2階  管理室、教官室(2)、観測機器庫、測定分析室
3階  演習室、談話室
浮桟橋  40m
機器調整水槽  2 Set (2×2.5×10m,2×2.5×5m)
網干し場  600m2
海水受水槽  20t (2×5×2m)

施設・建物配置図
基地配置図